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保存証書の問題点

  • 江藤孝一
  • 2018年7月3日
  • 読了時間: 2分

改造保存刀剣書を集めています

財団法人日本美術刀剣保存協会(以下 日刀保)は

月刊誌「刀剣美術」に偽造保存証書が出回っており

注意するように警告されています(資料1)

さらに全国刀剣商組合の新聞にも

偽物保存刀剣鑑定書が流通している事が

記事となっています。(資料2)

ここ30数年にわたり偽造されている保存書は

かなりの点数と思われます。

私も所持していた刀を日刀保に鑑てもらったところ

日刀保の鑑定書ではないと判断されました。

参考に偽物保存書の添付いたします。

改造保存書をお持ちであれば保存書のカラーコピーを

譲っていただけませんでしょうか。

日刀保に対し保存刀剣認定書発行の意義を問う

嘆願書資料とするつもりです。

財団法人日本美術刀剣保存協会が昭和六十二年二月に

保存刀剣に指定された刀剣を特別保存刀剣審査に申請した所、

結果はこの物件と協会の保存刀剣台帳の物件は別のものである

と通知があり、この事において保存協会に左記の問い合せをしています。

  • 鑑定書の朱の割印と番号は協会のものか

  • 鑑定書の筆文字は協会のものか

  • 保存用紙に施されている透し模様は協会のものか

  • 鑑定書に押された「財団法人日本美術刀剣保存協会」の角印は協会のものか

  • 隠し印「日」は協会のものか

  • 隠し印「刀」は協会のものか

  • 隠し印「保」は協会のものか

  • 押形の紙に押された「保存協会之證」朱印は協会のものか

  • 保存書の用紙と押形の紙を重ね合わせて押された刻印は協会のものか

  • 保存用紙に施されている透かし模様は協会のものか

  • 用紙は協会のものか

  • 洋紙は協会のものか

  • 保存書の茎の押形と現物刀剣は同じものか

とり合えずこの十三の問い合わせに対し書面にて

ご返事いただきたいと思っております。


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